相続財産には様々なものが含まれますし，含まれないものもあります。また，亡くなった方がどのような財産をお持ちであったかは，たとえ同居している家族であっても全て把握しておくのは困難な場合が殆どだと思います。

場合によっては，亡くなられた方が終活として遺言書や相続財産目録を作成されている場合もあるかもしれません。無ければ，遺産分割協議へ向けた相続財産目録を作成します。

相続財産に含まれるもの

現金，金銭債権（預金など），株券などの有価証券，動産（自動車や貴金属など），不動産，建物の賃借権，保証債務，金銭債務（負債）など 

相続財産に含まれないもの

原則として一専属的なもの（生活保護など），祭具・遺骸・遺骨（これらは祭祀主宰者のものとなります），被相続人の死亡後に生じた根保証債務など

場合により相続財産に含まれるもの

保険金請求権など